結婚して生活していくには互いの仕事や家事への理解が必要です。仕事に対して理解を深め家事を分担して互いに不満のない生活を送らなければなりません。日本でも女性の社会進出が課題になっているそうですが、この課題に長らく取り組んできた欧米を見れば仕事と子育ての両立が簡単ではないことがよくわかります。結婚・出産を機に女性は仕事に対して色々な選択肢が出てくることも確かです。
直近のことだけではなく、将来的に仕事や子供とどう向き合っていきたいかについても話し合うといいでしょう。共働き・専業主婦など、夫婦の状況によって家事の分担も変わってきます。得意な方がやれば…なんて曖昧にしていたらいつの間にか一方の負担が大きくなり、爆発!なんてことも考えられますよ。共に生活していく上でどちらかの負担が重すぎるということがないように話し合うといいでしょう。
婚前契約の文例「仕事と家事分担」
仕事について
- 夫婦はお互いの仕事については理解しつつもお互いに干渉することなく、お互いを尊重します
- 結婚後こどもができるまでは妻もフルタイムで働きます
- 妻は専業主婦として家庭内の仕事を全うします
- 仕事での転勤や異動の辞令には最大限協力します
家事分担について
- 平日の食事は妻が、土曜日は夫が用意し、日曜(週に一度)は外食をします
- ゴミ出し・食器洗いは夫がします
- 家事がお互いにできていなくても責めません。完璧を求めません
- 夫は○と○の担当。妻は○と○の担当とします。その他の家事はお互いに思いやりの気持ちを持ち話し合いで決めます。